5時少し前起床。
空は晴れている。登山口へむけて出発。
登山口に6時到着。
通るはずの湯の丸林道は7時からしか開かないので、遠回りすることになった。
高峰高原林道はダートも深く手こずる。
浅間山荘側から入ったほうが楽かもしれない。
昨日の雨にもぬかるみはない。活火山なので水はけが良いのかもしれない。
第一目標のトーマの頭まで一時間ほど。
朝早いので雲海が望めた。
ここから頂上へのコースと、外輪山を周るコースがある。
まずは外輪山へ。
外輪山への道は、下草が多く、草に就いたつゆで
靴、靴下だけじゃなくズボンまで濡らした。
外輪山の尾根は、比較的歩きやすいわりに迫力があり、
アルペン気分を味わえる。
尾根を駆け上がる風とわきたつ雲の関係が見て取れる。
Jバンドと呼ばれる急場を下り、浅間山本山へ向かう。
道中も特殊な植物体型など見所がある。
写真は外輪山のうちの一つ
いよいよ浅間本山へ入る。
火山だから砂利を登る。砂利道は踏み込むたびに滑り、
体力を奪っていく。
代わり映えない道を、ただ黙って登っていくしか無い。
写真は麓から見上げた浅間山。どこまで登ればいいの?
到着。
頂上付近は火山ガスの危険があるため立入禁止…
おまけに雲がたっぷり湧いてきて雲海が見れなかった…
写真は前掛山。
活火山の景色は色々と面白い。
下山は外輪山を回らないショートカットルートを利用…
したが、恐るべき急登。そのなも『草すべり』。
私は未だかつてここより厳しい急登を知らない。
小生の足でも40分以上かかった。おそらく平均傾斜は45度を超えているだろう。
他の登山者も辟易としていた。
しかしこの急登のよくできた所は、数十歩あるいて息をついた所で振り返ると浅間山が見える。
また十歩あるいて息が上がり振り返ると浅間山。否が応でも山陰が印象に残ります。
13;30 行程はそれほどでもないのに、死ぬほど疲れて下山。
やっとこ下山し麓のビジターセンターで食事。
天空のシチューなる高級品(1200円)コーヒー付きを食らう。
味は普通。水がウマイ。
写真は携帯で撮ったもの。条件さえ揃えば携帯電話でも
それなりの絵を吐き出す
14;30 湯の丸林道を通り、池の平湿原へ。
シーズン中は駐車場有料(500円)
ここも結構歩く。
登山で痛んだ足が悲鳴を上げている…けど歩く。
広い湿原の一面にあやめが咲き乱れていた。
空も晴れてきて
高原の風が涼しく、とても気持ちのよい場所だ。
湿原だけでなく雲海ルートなどいろいろなコースがあり、歩きがいのあるところだ。
ウロウロしているうちに閉館時間に。
閉館というか、湯の丸林道自体が午後6時にはしまってしまうので、下手をすると車が閉じ込められてしまう。
急いで脱出。更に足が痛む。
駐車場に戻った所で、再び雨がふりだした。
内湯1、外湯2 若干にごり湯。
湯温もぬるめで岩盤浴まである、かなりいけてる温泉。
更に冷泉なる36度ぐらいの湯もあり、いくらでも長湯できる。
ぜひまた寄りたい。
ただし、日が暮れると蚊が飛んできて、スキンヘッドから吸血されまくる。
不思議なことに、小生の体の悪い側からだけ血を吸っていく。
しばらくして頭を撫でると蚊が2,3匹潰せる状態。
結局20匹ぐらい殺戮したところで諦め、退散。
食事は蕎麦と春キャベツ。蕎麦は凌駕少なすぎ。
だけど春キャベツ(200円)死ぬほど旨し。
20時まで食える。
水曜日休館(7・8月は無休)
http://www.tsutsujigaokafarm.co.jp/
また湯の丸高原まで戻り就寝。外は雨。
なぜまた登ってきたかというと…
雨が降る→窓明けられない→暑い
となるので、少しでも気温を下げるために登ってきたわけだ。
登ってくる道中キリがひどく、視界が効かない中、時速20`ぐらいで運転してやっとたどり着いた。
そんな訳で今日もとてもつかれた。
この雨の中、合宿所では焚き火を燃やしていた。生徒はだれもいなかったが…